貴金属加工_25 ワックス加工_17
こんばんは。
今月頭は、長袖シャツで良かったのに今日は雪が降っています。
貴金属加工は、ポンデリングが完成したので先生に見てもらいました。
…後、どこ直したらいいか分かる?
…。
バリですか?
指馴染み良くしたいという事で、キサゲで内側のバリをとって
ヘラをかけました。
(ツブツブは、銀の粉です)
ちなみに糸に青棒擦ったもので、細かいところ磨くと
思った以上に綺麗になりました。
5往復位させただけでピカピカて、そこそこ大きい傷も消えました。
次は、平打ちリングです。
事前に準備していた銀の引き抜きプレートの様な規格物を
切り出してリングにします。
1.2×10×60mmのプレートに糸鋸で切り出します。
元々30mm→10mmなので、1回切るだけでいいんですが。
糸鋸で切っていくと、だんだん目印で付けた線に
引き寄せられる様に斜めに斜めになってしまったので
反対からまた切り直しました。
多分そういう法則なので、次からはもっと余裕を持って切ります。
両端と切断面をヤスリで整え、リングにする為両端を少しだけ
斜めに削っていきます。
そして刻印なのですが、例の如く失敗したのでまた上からロウで埋めました。
中心かつ水平にするのが難しいんですよね。
次に芯金に沿わせて木槌でリングに整形していきます。
ただ、角棒の様に太くて幅が短い物ではなく、薄くて幅が広いので
今までの様にしっかり叩くとすぐに変形してしまうので注意です。
午前はここで終了。
午後はワックス加工です。
印台リングの続きで、形は出来たので表面をペーパーで
削るところからです。
キチンと説明書きを読んでいれば良かったのですが
平な面が、垂(だ)れないようにスティックなどにペーパーを貼って削りましょう。
と、書いてありました。
せっかくピンピンになっている角を落としてしまわない様に
手で持って削らないで、という事らしいです。
1000番までガンガン手で持って削っていたらご指摘を頂きまして
垂れた角を整えながら、削っていきました。
最後はナイロン布で仕上げて表面と形状は完成。
(右の画像のてっぺん辺り、ワックスの中に異物が混入しています…こんなもの?)
最後に裏抜きです。
角のある裏抜きは未経験なので、ちょっと心配です。
今回は指定がありまして、全て1mmにします。
リューターで軽く抜いたところで今日は終了です。
明日は、デザインとワックスの続きです。