貴金属加工_26&27
こんばんは。
今日は、年内最後の授業でした。
平打ちリングの続きです。
ロウ付けからスタートしました。
スキマが若干広そうな気がしたので、大きめと小さめのロウを
1つずつ乗せて良い感じに出来ました。
ヤスリで余分なロウを削って…⁈
ロウ目にポコポコ穴が。
削ったら無くなるかなと安易に考え、ガリガリ削るも穴が消える気配がありません。
厚みが少し減ってしまったところで、先生に相談。
ロウ付け時にスキマが広過ぎたか何だかで上手く流れなかったみたいです。
- ロウで穴を埋める
- リングサイズに問題が無いのであればロウ目を糸鋸で切って、再びロウ付け
1.で修正することに。
フラックスを塗って、ロウを置いて、バーナーで加熱して、冷やして、
余分なロウを削るとまた穴が出てきました。
ロウを穴の真上に置いてしまうと、穴にロウが流れずに蓋をしてしまうみたいです。
そういう時は少しだけ被る様にするか、どうせ埋めるので穴を広げましょう、との事。
失敗の予感がしたので、2.をチョイス。
とりあえずロウ付けは出来たので、余分なロウを削って…
みると、別のところに穴が。
刻印を失敗してロウで埋めたところが取れて無くなっていました。
ちょっとロウ付けが嫌になり、穴が消えるまで削る事にしました。
一度刻印を失敗して思いっきり深めに入れているので、
削っても刻印は、そうそう消えることは無いです。
とりあえず午前でココまで来ました。
整形した際の木槌の打痕が残っていたので、更に削りました。
午後は、内外側面をペーパーで削って綺麗にします。
240〜1200番までです。
ここからの作業は、何度もした事があるのでサクサクいきます。
1000番辺りでポツンと穴を発見。
どうやら、ロウ付けした時に中に気泡が出来ていたみたいです。
それが削って削って薄くなったせいで出てしまった様です。
もうロウで埋めたく無いので、ヘラで何とかする事に。
1200番まで削って、ヘラでコシコシ…。
全然埋まりませんでした。
先生に相談し、材料もまだあるので再度作り直す事に。
材料無くても売るほど準備してるからね、と言われ
年始は引き続き平打ちリングから再スタートです。
ちなみに最初との厚みを比較すると、
←before after→ こんな感じです。半分位の薄さに…