貴金属加工_30&31
こんばんは。
今日の夜から朝にかけて、だいぶ寒いみたいなので
買い物済ませたら明日は引き籠ろうと思います。
午前の半分は、平打ちリングの仕上げです。
ヘラがけを途中までしていたので、その残りです。
バリをもう少し取った方が良かったかもしれませんが、結構綺麗に出来ました。
刻印もセンターで殆ど水平で傾きも無く、くっきり出ました。
多分初めて…です。
遂にOKが出たので、次の課題です。
の前に、ロウ付け前のロウ目の糸鋸とロウ付けの穴の件を
聞いてみました。
ロウ目を糸鋸で切る時歪んでしまう(曲がる)
- 気の緩み
- 稀に糸鋸の刃が斜めに向かって切れるものがある
どちらにしても、すぐに見つけて軌道修正すればOKとの事でした。
もしジグザグになっても、綺麗に端面同士が付けば良いそうです。
ロウ付けの穴
- 温め過ぎて気泡が出来ている
- ロウ不足(今回は温め過ぎ)
もし穴を目立たせたくなかったら、穴に向けてヘラをかけると
穴が目立ちやすくなるので、別角度でヘラをかけると良いそうです。
今回の場合、ロウ目と同じ方向でヘラをかける。
そして、次の課題へ。
作成した平打ちリングを使って、ちょいアレンジ作品みたいな課題です。
以前使用した銀の角棒を使用して、Φ1mmの丸線を作成します。
画像は、出来た丸線です。
まず、銀の角棒をローラーを使って□1.3mmになるまで潰しながら伸ばしていきます。
□1.3mmになったら先端2cm位をヤスリで削って細くします。
細くした先端を左の線引板の穴に突っ込んで、穴から飛び出た先端を
ヤットコというペンチみたいな道具の更に大きな道具で掴んで引き抜きます。
少しずつ細くして、最終的にΦ1.0mmの丸線にしていきます。
というところで、午前は終了。
午後は、午前中に作った丸線を使ってパーツを作ります。
丸線をニッパーで35mmにカットして、3本作ります。
最終的にVの字で90°にしたいので、それぞれセンターをヤスリで90°に削ります。
その時使うのが、四角のヤスリです。
角の90°を利用してΦ1mmの3/4位まで削って、Vに曲げます。
そして、3本をロウ付けしてくっつけたのが下のパーツです。
なんか白くて汚いですよね。
ココからきれいになる予定です。
今日はココまで。