ふみだむブログ

アクセサリー制作のスクールにて勉強中の内容をご紹介しています。

貴金属加工_32&33

こんばんは。

 

愛知県もついに緊急事態宣言追加です。

電車通学ですが、車内の人の多さは全く変わってないです。

2回目なので、名ばかり宣言みたいな雰囲気なんでしょうか…

通っている学校は夜が8時までになるだけで、あとは特に何も変化ありません。

 

午前の貴金属加工は続きです。

昨日作成したVのパーツ裏のをペーパーで1/5位削るところから。

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この後リングに這わせて付けるので、面をきれいに出す為に削ります。

削り終わったら芯金を使って、リングの外径に合わせて曲げていきます。

手で曲げても良いですが、いくつかのサイズの半円が彫ってあるブロック

(すみません、名称忘れました)に、セーム皮を当ててパーツを置いて芯金で

サンドイッチするときれいに曲げることが出来ます。

 曲げ終わったら、リングにVのパーツをロウ付けして1つにします。

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曲げる時に隙間が少しでもあると、ロウの量を多くしたり隙間が出来たままになるので

曲げる段階で隙間に注意し曲げます。

上の画像は、仮ロウ付けみたいな状態です。

午前は、これで終了。


 午後は、

  1. 仮ロウ付け状態のVパーツをロウ付け
  2. 釈迦玉を2つ作成
  3. 釈迦玉をリングにロウ付け

の順で作業を進めました。

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画像は、今日の終了時点です。

 1.の仮ロウ付け状態だったVのパーツを隙間なくロウ付けします。

…しかしながらロウ付けがスーパー難しかったです。

Vの左右で1mm角位のロウを2つずつ置いたのですが、量が足りず計4つずつで

やっと隙間が埋まりました。

火力と向きの調整がまだまだなので、隙間に誘導するのが大変でした。

2.釈迦玉は、球体の地金です。

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先日作成した丸線の残りをニッパーで適量切って、炭の上に載せて

強めの火でサッと溶かすとクルクルっと球体になって釈迦玉の完成です。

VとVの間に配置して直径は1mm位、2つ並べて接しないサイズにします。

炭の上に載せるのは、溶かした時くっつくのを防ぐ為だそうです。

3.釈迦玉にフラックスを塗って、上にロウを置き半分溶けた位まで温めます。

次にその状態の釈迦玉をロウの面を下にし、リングに置いて火で温めて溶かします。

リングと釈迦玉の隙間にロウを置いても流れにくいので、この方法が良いみたいです。

 

何度も火で温めたので、刻印失敗の穴埋めロウが枯れ枯れになって炭みたいに

なってしまいました。

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少し釈迦玉の裏のロウ材が黒くなって、地金を浸食してるみたいですが

だいぶ形が見えてきたので、引き続き失敗を繰り返しながら進めていきます。