貴金属加工_50&51
こんばんは。
貴金属加工ネックレスの続きです。
バチカンのやすりがけが終わったので、ロウ付けするところからです。
一度バチカンの口を開いて丸カンに通した所です。
仕上がりはこんな感じになるかとイメージして…
どうでしょう。
失敗して団子がいくつも出来てしまいましたが、
溶け落ちたり変な所にくっ付いたりはしていません。
ロウ付け4回目で成功しました。
中々思った様に流れてくれなかったです。
今回は火を当てる角度を変えて、主にロウとバチカンに
のみ当たる様にして、最大限にバチカンが浮く様に調整しながら
火を当てました。
この後は、余分なロウを削り落として再び表面を磨いていきます。
ペーパーとリューターのシリコンポイントを使った所で午前は終了。
午後は、ヘラがけからです。
ヘラで表面の細かい傷を均したら、バフで研磨していきます。
結構綺麗になりました。
ただ個人的にはバフ前の方が綺麗になった様に感じます。
バフ出した後は、微細な傷と表面がくすんだ感じに
鈍く光ってしまいます。
先生曰くバフが最終仕上げなんだけどねー…らしいです。
そして、石を石座にセットし爪留めをします。
爪留めヤットコで留めるのですが、ヤットコで石座に傷が付かない様に
セーム革を内に一枚噛ませて、爪を少しずつ倒していきます。
その時一気に倒さずかつ、倒したら必ず次は対角の爪を倒します。
隙間が出来るとガタついたり、爪が次第に緩んだり
衣類に掛かってしまったりするので最後の天辺まで押し倒します。
という所まで今日は終わったので、お家で少し進めます。
この後は、爪の形を整えて研磨したら終わりです。
ようやく終わりが見えてきました。