リペア(修理)授業_2 貴金属加工_91
こんばんは。
金曜から月曜まで学校が無かったので、ずっとワックスをイジっていました。
ある程度数が出来たら、また鋳造に出そうと思っています。
今回はワックスで石座を作る事にも挑戦します。
今日の午前は、2回目のリペア授業です。
チェーンのつなぎ直しをする練習をします。
事前に頂いたチェーンは綺麗でキチンと繋がっているので、ニッパーで
プチンと切断してロウ付けをします。
ルーペでチェーンを観察すると、今回のあずき型?の細い方の片方に
小さなロウ目が見えます。
こういったチェーンは全て機械でロウ付けして、ところてんを押し出す機械の様に
ズルズルと出てくるそうです。
5回くらい切って繋げてを繰り返しました。
ロウ材を極小サイズにして、バーナーの火もピンピンの激細にしてロウ付けします。
2回失敗して、火が下のチェーンに当たってしまいロウが溶けだしてしまったり
ロウが多過ぎて団子になってしまったりです。
ロウ付けが終わったら、バフで研磨して超音波洗浄機にかければ完成です。
費用対効果を考えると、既製品のチェーンが切れたらまた買い直した方が
良さそうですし、リペアをしている業者さんは面倒そうですよね。
余った時間で、次の授業で使う既製枠のリングを研磨します。
白が無くなるまで頑張っていましたが、ヘラを使ったりしないと細かいところは
まだ銀色にならないです。
時間を見付けてまたやっておきます。
午後は、ふくりんデザインペンダントです。
前回授業中適当に描いていましたが、休み中に何点かデザインを描いてみました。
一応5点中2点省いて、先生に見て頂きました。
選択肢に無い、右から2番目の気持ち悪いのが良いと…
今回は真ん中のハニカムっぽい図形をモチーフにしたペンダントを作成します。
デザインは決まったので、必要な地金を準備します。
角棒から切り出して、バーナーでなまして必要な厚さのプレートになるまで
ローラーで引いて準備します。
デザイン通りの下書きをテンプレートとケガキを使って描いて切り出しました。
下書き線の外側で切って、ヤスリで線まで削る予定です。
別で作った2つは、中を抜いてロウ付けして段差を付ける感じにしたいです。
石座も高さが決まったので、ロウ付けして1つにしました。
ロウが少し内側にはみ出たので、削らないと石が入らなくなってしまいました…
下手くそなロウ付けを何とかしないと、ふくりんの石座を作るたびに
面倒な削る作業が発生してしまっています。
完成したらこのような雰囲気です。