おうち練習(ワックス加工)_34
こんばんは。
昨日で今年の仕事納めでした。
若干の残務は残しながらも、何とか心穏やかに年末年始過ごせそうです。
仕事をしながらも毎日少しずつイジっていたワックスがやっと完成しました。
お題はワイヤーワックスのリングです。
と、思ったのですがワイヤーワックスが少ししかなかったので
ワイヤーワックスのリング風の月形甲丸リングを作りました。
本通りに進めると、作りたいサイズのワイヤーワックスでリングを2本作ります。
木芯に通して、間に紙粘土を盛ってその上にワックスで形作るという手順です。
ワイヤーワックスは使わず、普通にハードワックスを溶かし盛って作っていきます。
紙粘土を最後に触ったのは小学生以来でしょうか。
ダイソーで買った紙粘土は開封すると水分が少な過ぎてカチカチでした。
水をたっぷり付けて形を作りました。
手順としてはこのまま紙粘土を型としてワックスで形状を作ります。
ランダムな編み目?不規則に線を繋いでみました。
左が下から、右が上から見た画像です。
形は出来たので、木芯から外していきます。
水に浸して紙粘土を取り除いていきます。
紙粘土って水に溶ける様に思いますけど、そうじゃないんですね。
便器にねっとりこびり付くアレの様に、かなり頑固にへばり付いています。
爪楊枝や竹製ピンセットを使って、ワックスを壊さない力加減で
時間を掛けて取り除きました。
なんだかイメージと違う…ガサガサでボコボコだし、紙粘土綺麗に取れてないし。
裏のガサガサをスパチュラで削り取って、ワックスを少し盛って補強します。
そして、ランダムに線を配置して丸なので形状が綺麗に見えなくなってしまいました。
表面を平らにヤスリで整えます。
表面を平らにする時に削ったので、途中で何度かポキポキ折れてしまいました。
溶かして修正、を繰り返しました。
内側もスパチュラを使って可能な限り、同じ厚みになる様に削りました。
かなり衝撃や力に弱いので、細かな段差や凹凸は鋳造して金属に置き換わった後に
仕上げようと思います。
重量は何と約0.3g、シルバーにすると3.1gぐらいになりそう。
驚きの軽さです。
過去に練習で作った細めのリングとほとんど同じ重さです。
透かしを多用するリングはあまり作ったことが無いので、
果たして鋳造に耐えれるのか試してみよう。
冬休みにまた何か作ろうと思います。