貴金属加工_203&204
こんばんは。
先週はお休みだったので、2週間ぶりに行って来ました。
月末から月初にかけて卒業展示があります。
在校生以外の作品も展示していただけるとのことで、今年も出そうと思います。
去年と同じく木目金ですが、少しはレベルアップしているはず。
卒展までにまだ時間はあったので、見栄えをよくする為に形状を整えたり
綺麗に磨いていきます。
1つ目はコチラ。
指にはめた時の側面と腹の部分のリングの厚みが同じだったので、
少し削ってみました。
2つ目。
実は酸化した1層が剥がれかけていたので、削り落として磨き直しました。
石のついている方は超音波洗浄機は使えないので、
両方ともこびりついたバフ粉は手洗いで落としました。
空気に触れる時間の経過で色が濃くなると思いますが、
一応念押しで素手では触らない旨を伝えて提出してきました。
写真を撮れるか分かりませんが、始まったら様子を記録したいと思います。
そして、前回の続きです。
作り直すわけではありませんが、前回作った物のサイズ違いVer.を作ります。
糸鋸で切り出して半球を作る要領でドーム型にして、
ロウ付けする前に、成形と酸化被膜を削り落とす意味で磨きます。
丸線を使い切っていたので、角棒から丸線を60cm分位作りました。
クルっと巻いてロウ付けします。
出来たのがコチラ。
前回の物と比べると一回り大きくしていまして、丸線は少し細くしました。
1カ所ロウが上手く回っていない箇所があるので、また後で埋めます。
次はリング用の地金の準備です。
約35gの銀の塊を厚さ2mmまで伸ばします・・・。
幅が成形前で12mmは欲しいところなので、デカイ塊を使いましたが
無茶苦茶使いづらいです。
結構な頻度でなましながらローラーで引いていますが、少し割れた個所もあります。
余分も多いので、無駄に削ってしまうところが多そう。
来週は使う部分を切って準備しようと思います。
来週へ続く。