ワックス加工_76&77
こんばんは。
先週は仕事が忙しく学校に行く元気が無かったのですが
サボり癖がつくと厄介なので、今週はしっかり行きました。
しかしながら外が暑過ぎて駅までの移動が辛いので
暑さ対策も考え始めております。
仕事が忙しくも毎日少しずつワックスをいじって
こんなの作ろうとしていました。
コレは失敗に終わりましたが、覆輪留めのシンプルなリングです。
ある程度改善点が分かったので進めていきます。
まずは石座の石が納まる穴を開けるところから。
過去1で綺麗に出来ました。
石の形通りにマーキングしたり、上手く印を付ける方法が
やっと分かったので時間を掛けながらですが穴を開けれました。
(鋳造後約5%前後収縮するので一回り大きめに開けるのが良いとされています)
材料を切り出していきます。
石座はひとまず3mm幅で切り出しておき、
チューブタイプのリング用ワックス3.5mmと
石座の座面用のプレートワックスを準備します。
12号予定で作っていきます。
後で削ることを考え11号で開けます。
プレートは上面と裏面をヤスリで整え、貼り合わせる用の
大まかな形をケガキで描いて糸鋸で切り出します。
ワックスペンで溶かし合わせながら一体化させ
外周を合わせて削り1.5mm幅に削ります。
リングは、石の高さが低めなので
少し石座が高く、リングの肩と並ぶ様なイメージです。
最後は内甲丸を予定しています。
石座に抜き穴を入れます。
無しの予定でしたが、先生からメリットの方が多いから
入れましょうとの事で入れます。
パーツが揃ったので一体化させていきます。
リングを石座の入る角度に合わせてカットし、
ワックスペンで仮留めしながら微調整を繰り返し
高さ水平垂直回転方向センターを合わせる一番重要なところです。
失敗しました。
綺麗に溜まったのですが、石座の指馴染み部分を
リーマーだけで削っていたら、リングが思いの外
細くて柔らかかったので一緒に削ってしましました…。
見えずらいですが六角形になっております。
石座を救出してやり直します。
リングを太いままにして強度を持たせて
内側を整えた後に、外側を削っていくという寸法です。
なんだかちょっとイメージと違う…
もっと石座が高い予定でした。
今日は時間が来てしまったので来週迄に仕上げて
何処かのタイミングで鋳造に出してシルバーリングで完成させたいと思います。