おうち練習(ワックス加工)_26
こんばんは。
以前ネットで購入したオパールをずっと使いたいと思っていたのですが、
色違いの変な形のオパールです。
変形石でいつも通りのプレート上の地金から石座を作るの難しいので
学校ではまだ教えてもらっていなかったやり方で作る練習をすることにしました。
教科書にあったコレです、見てはいましたがずっとスルーしていました。
知りたい事は大体3ページ分位です。
シート状のソフトワックスを使った石座作りです。
今回使う物はコチラ。
- 石(今回はオパール)
- パラフィンワックス(シート状のソフトワックス1mm)
- ガラス板(いつか使うと思って準備してました)
- タルカンパウダー(ベビーパウダー)
- ドライヤー
- スパチュラ
- カッター(はさみ)
- 竹串(爪楊枝)
- 必要であれば(竹製ピンセット、針、アルコールランプetc...)
道具と材料は準備出来たので、はじめていきます。
①使用する石より一回り大きめに切る。
小さいので、まー適当にデザインカッターで切っていきます。
②石にワックスが付着しない様に、ワックスと石の底部にベビーパウダーを少量塗る。
ヌリヌリします、怪しい粉ではありません。
ガラス板がベトベトになるのが嫌だったので、ガラス板にも振りかけます。
ベビーパウダーは、甘い懐かしい匂いがします。
③ワックスの中心に石を置き、ドライヤーでワックスを温めながら
ワックスを石になじませていく。(当て過ぎるとすぐに溶けるので注意)
大き過ぎて餃子みたいになってしまいました。
石の高さ分の余裕があれば良かったっぽいです、最後までよく読みましょう。
④余分なワックスを切り取る。
温めてはなじませて、余分なワックスを切ってを繰り返します。
凹凸や角部はしっかり押さえて馴染ませないと、形に合わなくなってしまうっぽいです。
切り口はスパチュラ等で斜めに削っておきます、切らなくてもいいです。
余分なワックスを切る時は、石を傷付けない様に要注意。
⑤竹串の先端を使って石座の裏側に穴をあけます。
一回り小さめに、何度もなぞる様にして切ります。
竹串は石を傷付けることが無いので、安心。
⑥カッターを使って切り口のバリを取り除く。
柔らかいワックスなので、切るたびに切断面に跡が残ります。
その時は指で温めながら伸ばすように優しくこすると綺麗になります。
⑦石を取り外す。
裏の穴から竹串で軽く押し込むとポコっと取れます。
鋳造時に若干縮むので、石を左右にカタカタ揺らして大きめにしておきます。
教科書では淵を斜めに切る用に書いてありますけど、僕はワックスペンでスーッと
溶かして滑らかな淵にしました。
石座の作り方は何となく分かりました、ただ石座だけあっても~なので
リングに付けてみようと思います。
こんな感じになるイメージなんですけど、練習なのでとりあえずやってみます。
⑧合体させる。
ハードワックスで作ったリングにソフトワックスで作った石座を合体させます。
石座の幅分リングをカットして、ワックスを溶かし盛りつけるやり方です。
付けてみましたが、溶ける温度差と硬さに違いがあるので難しいです。
ヤスリで溶かした付けた個所を削ってある程度整えます。
石座の裏は鋳造後に整えた方がよさそうです。
4か所に爪を付けてみました。
けど、爪のせいで石が小さく見えるような気がするので、ちょっと改良しまして。
横の爪を削って2か所で留めるようにしてみました。
ダメそうなら鋳造後に削り落として、爪をロウ付けする感じにします。
変形石の爪の付け方が教科書には書いてなかったので、ちょっと困っちゃいます。
全部ふくりん留めだったんですよねー、石が留まればデザイン次第で何でもいいですよね。
先日鋳造依頼してしまったので、次に鋳造依頼する時に出してみようと思います。
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たまに見て頂ければ幸いです。