貴金属加工_183&184
こんばんは。
先週体調不良を理由に学校をお休みしましたが、
今日は体調万全にして行ってきました。
鋳造に出していた、リングやら何やらを
道具や騒音の関係で出来ないこと以外
出来るだけ済ませて、残りはおうち時間で
仕上げていく計画です。
覆輪のリングはノータッチなので、湯口を取るところから
スタートしないといけないので、大分先は長いです。
ハートは結構仕上げたので、今回は刻印を打ったら
おしまいです。
限られた時間の中で、項目をまとめながら時短で
進めていきます。
透かしの甲丸リングは形状を整えるところからなので
こちらも時間が掛かります。
今回は覆輪のリングから進めていきます。
軽く鋳肌面を一皮剥くイメージで削って真円を出す為に
芯金に入れて叩いたのですが、割れてしまいました。
多分鋳造時に石膏が割れてたんじゃないかな。
というのが先生の見解です。
多分そうなのでしょう。
デカ目のロウで無理やり割れを埋めて、
ヤスリで形状を整えていきます。
鋳造後と叩いた後ということで
左右がかなり非対称だったリングの肩の部分を
ヤスリで削っておおよそ対称になりました。
かなり久しぶりの刻印です。
地金固定材で動かない様に固定しています。
少しセンターから外してしまいました。
この2つはひとまずこれでおしまいです。
まず内側に矢坊主を入れて叩き、膨らみの足りないところ
甲丸らしいぷっくりした形状にした後、
芯金に入れて真円を出しました。
ペーパーで外側のスだけ削り落としました。
青棒で仮仕上げまでもっていきました。
ただ内側のスが酷いので、おうち時間でなんとかします。
鋳造で石座も作ってはいたのですが、
少しゴツいので鍛造で細めのラインで作ってみます。
手持ちの地金が少なかったので買い足しました。
金だけでなく銀ももれなく値上がりしております。
3mm角棒まで引いた後、少しカットして
1.5mm角棒も作りました。
1.5mm角棒を少しカットしてφ0.7mmの
丸線にしました。
コレをローラーで潰した物を使って、
爪留めの石座を作ります。
失敗しました。
華奢過ぎました…。
強度が弱過ぎて直ぐに曲がって、石留めなんて
とても出来そうにありません。
少しゴツくてもしっかり石をとめたいですが、
少し加工して覆輪を全周から四隅に変えてみます。
というところで今日は終了。
深い傷がまだまだあるので傷を取るところから、
形状は出来ているので足止め前の仕上げまで
おうちでしていきます。
ハートモチーフの刻印はちょっと上に寄ってます。
難しい。
このリングは鋳造でのスがめちゃ多いです。
特に内側なので加工し辛くてしょうがないです。
来週は1つでも仕上げて完成までもっていきたいです。