貴金属加工_195&196
こんばんは。
2週間ぶりに行ってまいりました。
12月は冬休みもあるので、3回しか行けません。
ハートモチーフのペンダントトップの仕上げをしていきます。
ス穴埋めからしていきます。
黒い油性ペンで確認した場所をチェックして、穴を埋めていきます。
穴が小さいのでラウンドカッター等で穴を少し広げ、そこに銀ロウで穴を埋めます。
ス穴埋め直後です。
全体的に真っ白ですが、一部変色している箇所が穴を埋めたところです。
この後ヤスリで成形して仕上げていきます。
成形後に1500番相当の研磨剤で磨きました。
大分金属光沢が出てきています。
2500番です。
鏡面になるまで仕上げます。
青棒です…8000番位?
まぁまぁでしょうか。
一部火むらと呼ばれる黒いシミの様な箇所が出来ていますが、
これを原型にするので、色味は問題ありません。
10000番の研磨剤で最終仕上げをしました。
まぁまぁかなと。
ただ・・・今更ながらちょっと気になるところが出てきました。
なんということでしょう、埋めたはずの穴が復活しておりました。
・・・かなり萎えました。
週明けに業者に送付しようと思ったのですが、修正をしないといけません。
また時間を作って修正します。
お次は木目金のオパールリングの修正です。
覆輪留めをした縁の形状と仕上げが気になっており、未完成です。
先生に相談して、縁を片切鏨(かたきりたがね)で少しずつ薄皮を削る様に
形状を整えていきます。
先生が描いたメモ書きにちょっと追記をしています。
石に鏨を当てない様に爪を削り落とします。
ただ、支点が無いとふらつくので鏨にテープを巻いて、石の接触面に
角や硬い部分を当てて傷が付かない様にします。
握り辛そうなので地金固定材を付けてみました。
(この後転げたリングが傷つかない様にリングも覆いました。)
夜寝る前とかに少しずつしていこうと思います。
もう一つ、いぶし液を購入したので実験です。
引き目があるので映えると思い、蜜蝋でつくったリングで練習します。
激シブ。
表面ザラザラになってしまいましたが、これが燻しというものなのでしょうか。
アッテル?
磨いていきます。
溝の部分だけ微妙に黒が残ってメリハリがめっちゃ出ました。
光の当て方を変えたり、画像の色味等補正かけたわけではありませんが
燻した箇所が影が出来たような、良いアジ出してくれています。
ただ失敗だったのが、研磨剤を付けたバフが真っ黒になって
専用にしないといけなさそうでした。
この辺は勉強不足です。
比べてみるとシブい。