ふみだむブログ

アクセサリー制作のスクールにて勉強中の内容をご紹介しています。

貴金属加工_195&196

こんばんは。

 

2週間ぶりに行ってまいりました。

12月は冬休みもあるので、3回しか行けません。

 

ハートモチーフのペンダントトップの仕上げをしていきます。

f:id:fumidamu:20221204202013j:image

ス穴埋めからしていきます。

黒い油性ペンで確認した場所をチェックして、穴を埋めていきます。

穴が小さいのでラウンドカッター等で穴を少し広げ、そこに銀ロウで穴を埋めます。

f:id:fumidamu:20221204202010j:image

ス穴埋め直後です。

全体的に真っ白ですが、一部変色している箇所が穴を埋めたところです。

この後ヤスリで成形して仕上げていきます。

f:id:fumidamu:20221204202017j:image

成形後に1500番相当の研磨剤で磨きました。

大分金属光沢が出てきています。f:id:fumidamu:20221204202051j:image

2500番です。

鏡面になるまで仕上げます。

f:id:fumidamu:20221204202054j:image

青棒です…8000番位?

まぁまぁでしょうか。

一部火むらと呼ばれる黒いシミの様な箇所が出来ていますが、

これを原型にするので、色味は問題ありません。

f:id:fumidamu:20221204202259j:image

10000番の研磨剤で最終仕上げをしました。


f:id:fumidamu:20221204202313j:image

f:id:fumidamu:20221204202316j:image

まぁまぁかなと。

ただ・・・今更ながらちょっと気になるところが出てきました。

f:id:fumidamu:20221204202330j:image

なんということでしょう、埋めたはずの穴が復活しておりました。

・・・かなり萎えました。

週明けに業者に送付しようと思ったのですが、修正をしないといけません。

また時間を作って修正します。

 

お次は木目金のオパールリングの修正です。

f:id:fumidamu:20221204202349j:image

覆輪留めをした縁の形状と仕上げが気になっており、未完成です。

先生に相談して、縁を片切鏨(かたきりたがね)で少しずつ薄皮を削る様に

形状を整えていきます。


f:id:fumidamu:20221204202415j:image

f:id:fumidamu:20221204202352j:image

先生が描いたメモ書きにちょっと追記をしています。

石に鏨を当てない様に爪を削り落とします。

ただ、支点が無いとふらつくので鏨にテープを巻いて、石の接触面に

角や硬い部分を当てて傷が付かない様にします。

f:id:fumidamu:20221204202634j:image

握り辛そうなので地金固定材を付けてみました。

(この後転げたリングが傷つかない様にリングも覆いました。)

夜寝る前とかに少しずつしていこうと思います。

 

もう一つ、いぶし液を購入したので実験です。

f:id:fumidamu:20221204205554j:image

引き目があるので映えると思い、蜜蝋でつくったリングで練習します。f:id:fumidamu:20221204205558j:image

激シブ。

表面ザラザラになってしまいましたが、これが燻しというものなのでしょうか。

アッテル?

磨いていきます。f:id:fumidamu:20221204205551j:image

溝の部分だけ微妙に黒が残ってメリハリがめっちゃ出ました。


f:id:fumidamu:20221204205638j:image

f:id:fumidamu:20221204205641j:image

 

光の当て方を変えたり、画像の色味等補正かけたわけではありませんが

燻した箇所が影が出来たような、良いアジ出してくれています。

ただ失敗だったのが、研磨剤を付けたバフが真っ黒になって

専用にしないといけなさそうでした。

この辺は勉強不足です。

f:id:fumidamu:20221204205657j:image

 

比べてみるとシブい。