おうち練習_40(貴金属加工)
今日は仮仕上げで磨いたお話。
ロウ付けがほとんど終わったので、火を当てて真っ白になった銀を仮仕上げします。
ある程度仕上げていたところも、火を当てるとプツプツと鋳肌の様になっているので
シリコンポイントと豆バフを使って磨いていきます。
実は今回豆バフにちょっと粗目の1500番相当の研磨剤を付けて磨いてみました。
使用感はそこそこ磨けるといった感じです。
角の出したい面はシリコンポイントでそれ以外は豆バフと細かいところは
ブラシバフでザザッと荒仕上です。
10倍ルーペ越しで撮影した為、見辛くてすみません。
ロウ付けによる余分なロウがあるところが見えると思います。
どうしてもロウの過不足が出てしまう為に処理が必須なところですが、
細かくて工具が入らない箇所は誤魔化し誤魔化しで済ましてしまうところもあります。
市販のアクセサリーも画像の様な箇所や透かし模様の内側を丁寧に処理していると
いい仕事してますねぇ~と思って下さい。
ザラザラな面を燻したりメッキで誤魔化してあるブランド物を見ると
ちょっと残念な気持ちになります。
少し番手を上げた研磨剤で磨きました。
この辺りから黒光りするぐらい傷が目立たなくなってくるので、
やっと石が映える様になってきました。
まだ全体や細部の処理が出来ていないので、次の学校の時にもしないとです。
連休が明けて仕事が徐々に忙しくなる予定です。
心を無にして今週過ごそうと思います。