ふみだむブログ

アクセサリー制作のスクールにて勉強中の内容をご紹介しています。

貴金属加工_85&86

こんばんは。

 

愛知県のコロナ感染者数は中々減らないですね。

電車内はまだパンパンです。

換気もですが、冷房をガンガン入れてくれないと朝は汗だくです。

 

今日も一日貴金属加工です。

明日もです。

午前は、前回述べ出しリングの打ち出した地金を芯金に入れて

リング状にしたところです。

f:id:fumidamu:20210531193054j:plain

石座を取り付ける箇所を曲げるところからスタートです。

f:id:fumidamu:20210603193029j:image

地金が厚いので、何度もなましながらヤットコで曲げていきます。

黒い印はカットする目印です。

f:id:fumidamu:20210603193056j:plain

芯金に入れて叩き過ぎて、削ってもいないのに刻印がほとんど消えてしまいました…。

後程打ち直します。

f:id:fumidamu:20210603193032j:plain
f:id:fumidamu:20210603193049j:plain

リングに戻した時の接合箇所は、ヤスリで削ってヘラまでかけておきます。
f:id:fumidamu:20210603193036j:plain

ロウ付けした時にヤスリが入らないので先にしておきます。

というところで午前は終了です。

 

午後は、ロウ付けからです。
f:id:fumidamu:20210603193043j:image

1回で綺麗に付きました。

f:id:fumidamu:20210603193023j:plain

刻印も入れています。

先端の曲がったタイプは久しぶりなので1度練習しました。

一応まっすぐセンターに打てましたが、浅かったので削る量を出来るだけ少なく。

f:id:fumidamu:20210603193039j:plain

ロウ付けが終わったら、芯金に入れて真円にする為に木槌で叩くのですが

※ココで叩き過ぎると、せっかくねじっていた形状も

全部真っすぐになってしまいます。

結果、叩くたびにリングサイズがどんどん広くなっていき綺麗な真円と引き換えに

定められていたリングサイズを失う事になってしまいます。

f:id:fumidamu:20210603193029j:plain
f:id:fumidamu:20210603193043j:plain

左がロウ付けする前、右がロウ付けした後です。

本当は右の曲がりが下にいかないといけないのに左側が下になってしまっています。

叩き過ぎてリングが矯正されるとこうなってしまいます。

f:id:fumidamu:20210603193026j:plain

全体の凹凸を削って整え、左右の膨らみが違えばこのタイミングで調整します。

その後石座を付ける先端部分の傷を削って整え、ロウ付けします。

f:id:fumidamu:20210603193046j:image
ロウ付けは明日します。

ちょっと石が大きい様な気がします…。

結構なジャンボサイズ指輪は、あと3コマ位で完成予定です。