ふみだむブログ

アクセサリー制作のスクールにて勉強中の内容をご紹介しています。

宝石鑑別基礎講座_2

こんばんは。

 

1ヶ月ぶりの宝石鑑別です。

今日はスポジューメンという鉱物の講座です。

各機器類の使い方がかなりうろ覚えでした。

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早めに来たお陰で機器を見ながら前回書いた

メモを見ながら何とか思い出す時間がありました。

ピンク色のスポジューメンは、クンツァイトという

宝石名で、緑色はヒデナイト。

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ヒデンさんが発見したそうです。
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先生にお借りしたクンツァイトをフキフキして

顕微鏡で覗いてみます。

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外側の傷を確認し
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内包物も見てみます。
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拡大して…小さな結晶の周りを取り囲む様な

モワモワした物が見えます。
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次は少しお高そうな、ピンク掛かったクンツァイトです。
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こちらは針やチューブ状の内包物が見られました。

多色性はあるみたいですが、無色や薄いピンクで

素人目では判断がつきませんでした…。

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お次は、2つお借りしてスポジューメンと間違えやすい

石の観察をします。
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1つ目は、肉眼で見ると緑のモヤモヤした石です。
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どうやら水晶を染色した物らしく、内包物は無く

網目に緑のモヤモヤが見えます。

温めた水晶を冷却した後に染料を染み込ませると

こんな風になるみたいです。

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この石は、…名前忘れちゃいましたが

屈折率がスポジューメンに近く色が緑なので

ヒデナイトに似ています。
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緑色のスポジューメンは珍しいみたいなので

偽物に注意だそうです。

内包物が綺麗なエメラルドや、放射線で染色した

ジルコン…他にも沢山の種類を見せて頂きましたが、

載せ切れないです。

 

余談ですが、先生はオパールを月一で

水に一週間浸しているそうです。

保管も光を当てず出来る限り、温度変化も気にしているそう。

今日も沢山色んな宝石を見れて大満足でした。

来月がまた楽しみです。