貴金属加工_230&231
こんばんは。
この1週間特に何も無かったからか、長かっ
じゃなくて暑い、暑過ぎる。
大嫌いな季節がやってまいりました。
続きで、ロウ付けするところから。
ロウ付け後に仕上げにくい箇所を意識して
軽めに面取りや研磨をしてバチカンをロウ付けしました。
最後のロウ付けです。
ハートの石座を本体の丸カンに通すのですが
なにぶんロウ付け箇所が近過ぎるので
ロウ付け箇所を分けた戦法でいきます。
先に片側をロウ付けしまして、
本体に通してセンターに位置合わせして
ロウが間違っても広がり過ぎてくっつかない様に
限界まで離してロウ付けします。
半径5mm圏内に3箇所ロウ付けしたところがあるので
溶かさない様に火のコントロールを慎重に行います。
最後のロウ完了。
長かったですがようやくここまで来ました。
なんならここからが本番感があります。
可能な限り仕上げを行い、石留めからの
爪の形を整えて最終仕上げという順に進めます。
相変わらずマーキスカットの石座周りは
爪が邪魔なせいで仕上げにくいので
石座の内側など仕上げが難しいところのみ行い
石留めが終わってから仕上げようと思います。
地金固定材をゲタみたいなものにセットして
その上に乗せます。
まずは右側の3連覆輪留めから。
割れも無く、無事に留まりました。
隣り合っている付近は爪が短いと
タガネでかなり叩き辛いので、叩く前にタガネを
爪に当ててみて叩けそうになければ
少し削り下げる調整をしないといけないと
感じました。
爪が長いと石が小さく見えるので少し削っては
確認みたいにしました。
次がマーキスの左上。
特にそこまで気にする様なズレなどは無いかなと。
ただ元々の石の状態がそれほど良くないので
最後の方にしたほうが良かったとも思っています。
と、中途半端に時間になりまして終了。
来週やっと終わるかな。
それまでに石留めをした爪周りを綺麗にしておこうと思います。