貴金属加工_170&171
こんばんは。
何度も石留めを失敗し、結局石留めをあきらめてしまったという…
克服すべくひたすら石留めを練習します。
購入したフルエタニティリングで石留めの練習をします。
まずは凹凸のひどかった鋳肌面をヘラを使って馴らし、軽く研磨しました。
石の座りを調整します。
まずは、ツメが内側に向かっていたのでヘラを使って外向きに広げました。
次にストーンセッティングを使って石座の内側を一皮むく程度に削って
メレ石を5つ乗せます。
高さが均等かつ座りが良くなるように更に調整します。
次に隣の4つを調整し、前の1つと並べて5つが均等になるように…を全周行います。
コレで石留めの準備は出来ました。
次は内側です。
しなくても良いのですが、少し気になったので。
バリが出ていたのとフルエタニティなので、内側の穴の配置を
ごまかして綺麗に見せる為にラウンドカッターで少し丸く面取りをします。
凹凸を整えたら終了です。
全体を最終仕上げ前まで磨きます。
あまり削り過ぎると地金が薄くなり過ぎたり、石座の角が無くなるのでストップです。
石を乗せてリングの中心がメレのキューレットに来るように?
リングに対して石が水平になる様に前後左右1石ずつ確認します。
1石のツメを対角に少しずつ倒し仮留します。
石が斜めになったりしない様に倒すごとに常に前後左右確認します。
ツメをテーブル面と同じくらいの長さに調整し、先端を丸くします。
今回は購入した工具を使って丸くしました。
石が小さくツメが細ければ、ナナコを使って丸くしても変わらない位になるそうです。
先生に教えてもらいながらですが、ナナコ2つだけ石留めしました。
あと22個…。
時間が足りず終わりませんでしたが、家でも出来そうな感じです。
石留めが終わるころには、手順や道具の使い方も覚えで書き留めようと思います。
意識しないといけないところと技術が必要なのが分かったので、
改めてプロは凄いなと感じました。