貴金属加工_181&182
こんばんは。
久しぶりに行って来ました。
今日は金槌をずっと振り回していたので、帰ったら疲れて寝てしまいました。
木目金とブラックオパールでリングを作る計画です。
大分期間が空いていたので、ちょっと記憶が薄れていましたが・・・
地金を糸鋸で切り出すところの途中でした。
細い方は別のリングにする用です。
大きい地金に木目模様を作っていきます。
3mm→2mmへ削りつつ模様を出して板厚を薄くします。
適当にペンでマーキングをした箇所を超硬バーやラウンドカッターで削ります。
削って火でなますし、ローラーで引くを繰り返します。
細かく削って模様を確認します。
削った後になますと、酸化して濃淡がくっきり見えます。
一部厚い地金を使っていたところがやっかいです。
厚いシルバーは925で他は純銀と純銅なので、伸びが悪くて剥がれかかっているけど
なかなか剥がれない・・・。
板厚2mmになりました。
まずは使えそうな右端を糸鋸で3mm幅にカット。
リング用の地金は揃いました。
木目模様の地金からリングに加工していきます。
外側を甲丸状にしたかったのですが、ヤスリで削って甲丸にすると
せっかく模様が変わってしまうので、溝台で叩いて甲丸にしました。
そのまま芯金に沿って曲げるとおおよその形に。
糸鋸で余分を切ってロウ付けしましたが、やはりロウが伸びず銅ではじかれ
ロウ付けに10分かかってしまいました。
くっ付いてはいるので良しとして、内側用でシルバーリング用の地金を作りました。
まずこの甲丸リングはロウ付け以外なかなか綺麗に出来ましたし、
ロウ付け箇所は石座を付ける時にカットしますので外れなければ問題なしです。
ロウはメガ盛りです。
裏返すと糸鋸で切った糸目にロウが全然入ってないです。
そして急いで作った内側のリングは、サイズ調整しようと芯金でめっちゃ叩いたら
フニャフニャになってしまいました…。
次は普通に丁寧に作ります。
もう一つのリングのデザイン、汚いですけど。
いきなり難しいのは造れないので、シンプルな感じからいきます。
とはいっても、ちょっとしたチャレンジはしていきたいので
金槌で叩いて厚みや幅を整えていく、いわゆる延べ出しでリングを作ります。
3mm角棒をデザインの様な厚さ1.0mm~1.5mm、幅2.0mmにします。
う~ん、たぶん失敗です。
元に戻せるのかちょっと分かりませんが、叩き方が悪くて途中で平行四辺形や
ひし形の様になってしまいました。
あとで思ったのが、ローラーで2mm角まで引いてから叩けば良かったなと…。
なんとかうまくリカバリーして使えるようにしてみます。
残った地金。
この後どうするかはまたデザインを考えて、使えるタイミングで切り出していきます。
地金の一部が厚く残っているのと、剥がれてしまっているのとで
めちゃ使いづらいです。
まずは石座用で使用します。
来週も頑張ります。